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お前がすきでたまらない
第33章 谷川家
「おいしいです!!」

「そう?良かった」

このはがそう言ってくれるとお袋も喜ぶだろう


「それで・・・」
「いつ会う予定なんでしょうか?」

「うん。今度の俺の休みに会うって約束したんだ」

「啓介さんのお休みはいつですか?」

「・・・三日後・・・かな?」


「み、み、三日後???」

「・・・急だよな・・・」
「でも・・・お袋も・・・親父にも・・・」
「このはを・・・会わせたいな」

「・・・」

このははじっと考え込んだ
そうだよな・・・
俺だってこのはの立場なら色々、考えてしまう


「このはを自慢したい」

「・・・じ、じ、じまんなんて・・・」
「そんな・・・」
「私・・・自身がないです・・・」

「このはは俺の自慢だよ」
「自身を持っていいんだよ」

「・・・こんな美味しい料理だって・・・」
「作れないし・・・」

「誰だって最初は作れないよ」
「お袋は料理が趣味ってくらい好きなんだ」
「教えて下さいって言えばきっと喜ぶよ」

「私・・・」
「緊張して・・・」
「上手く話せないかもしれません・・・」

「上手く話せる人の方がいいってもんじゃないよ」
「むしろ上手く話せない方が人間らしくていいじゃないか」

「でも・・・」

このはが俯く


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