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第36章 バチェラーパーティー・バチェロレッテパーティー

「ユキさんが結婚する前から好きだったんすよ」

信が不貞腐れる

「まぁ、小さい頃から美人だったもんな」

「課長は師匠とどういう関係なんですか？」

「お前と啓介みたいな関係だよ」

「知らなかったっす」


「「「言ってないからな」」」

三人の声がまた重なる


「わー・・・」
「俺、一人ぼっち・・・」

「ん？」
「何言ってんだ？」
「お前にお似合いの子がちゃんと居るじゃないか」

「へ？」
「何の事っすか？」

「何って・・・とき・・・」

「課長！！」
「注ぎますよ」

俺は課長の言葉を遮り酌をした
目で課長に合図を送る

「えっと・・・」
「ときどき・・・と言うか・・・」
「いつも近くにいる子だよ」

「？？？ときどき、いつも近くにいる子？？」
「なんすかそれ？？」


「「「ハァ～～～」」」

親父も事情が理解ったようで三人でため息をついた