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第37章 世界で一番幸せなパーティー

暫くすると電話が鳴る

「もしもし？」

「啓介？」
「準備できたわよ」
「私達はレストランへ向かうから・・・」
「このはちゃんをお願い」

「わかった」
「ありがとう」

俺は気慣れない服を着て・・・
緊張しながら自分の実家へと急いだ

途中、通行人がジロジロ見てきたが・・・
車は実家なので仕方ない

それに・・・
そんな事はどうでもよかった

（早くこのはに会いたい）
その気持ちが俺を足早にさせた