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第37章 世界で一番幸せなパーティー

「そんな・・・」
「申し訳なくて・・・」
「あまりきちんとお礼も言えずに・・・」


「なら後で皆にお礼を言えばいいよ」
「昨日まではコソコソと隠しててごめんな」
「サプライズにしたくてさ」

「このはが嫌がるかと思って・・・」
「でもみんなお祝いしたい気持ちでいっぱいで・・・」
「頑張ってくれたんだ」

今日を迎えられたのは皆のおかげ
このはも隠されるよりいいだろう


「そうだったんですね・・・」
「私、知らなくて・・・」

「知らなくて当然だよ」
「言ってなかったんだから」
「このはが喜んでくれたらそれでいいんだ」

「私・・・」
「何て言ったらいいか・・・」

少し落ち込むこのは
そんな顔をさせたい訳じゃない