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お前がすきでたまらない
第12章 デートごっこ
モールに着くと、彼女は戸惑っているようだった

「・・・わぁ・・・すごい!遊園地みたい!」
と・・・

(あ・・・もしかして・・・こうゆう所、無縁だったのかもしれない・・・)

しかし・・・(笑)
遊園地(笑)

キョロキョロと周りを見回してる
そんで、嬉しそうに瞳を輝かせている
まるで、初めて来た場所の様に・・・
いや・・・初めてなのかも・・・

「啓介さん!あれは何ですか?アイスクリームって書いてますね!」
「すごく、広いんですね!」
「お店がたくさんありますね!!」


と、キラキラしながら嬉しそうな彼女を見ると、こっちまで嬉しくなってくる

「キラキラしてて素敵ですね!啓介さん!」

うん・・・
キラキラして素敵なのはこの場所じゃなく、君だけど
啓介さんはキュン死に寸前ですよ。と・・・

本当に初めて人間界の世界に来たみたいだな(笑)



「どっから見ようかな?ブラブラしながら欲しいのあったら買う?」

「でも・・・やっぱり・・・啓介さんにこれ以上ご迷惑を・・・」

と、まだそんな事を言うので無視した(笑)

「じゃ!行こっか!」
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