この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋のフィロソフィー
第1章 人殺しの顔は、




スクールバスの中で私は耳にイヤホンをさし、ジャスティン・ビーバーのベイビーを聴きながら外を眺めていた。

発音のいい英語がノリのいいメロディーに乗って耳に流れ込む。
声変わり前のジャスティン・ビーバーの声が可愛らしい。

田んぼがずらりと並ぶ田舎の風景。
駐車場がやたら広いコンビニ。
ピンクのプージャー(※プーマのジャージ)を着て健康サンダルを履く根本が黒い金髪のヤンキー。

ジャスティン・ビーバーのイケイケな曲にこの安っぽい風景は不似合いだった。

私は明日もスクールバスを待たなきゃいけない。
進学クラスの時間割に合わせてスクールバスが来るから、約1時間は暇をしなければいけない。

明日は火曜日。
美術部の休部は月曜日。

明日は明日の暇潰しを探さなきゃいけない。
見つからなければ暇が終わるのをただ待つしかない。

暇は嫌いだ。

先生との会話が特別面白かったわけじゃない。
むしろ小難しくて回りくどくて面倒くさく感じた。
けど、暇は潰してくれた。

そう言えば、先生の名前わかんないや。

/10ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ