この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋のフィロソフィー
第1章 人殺しの顔は、



私、馴れ馴れしく話してたけど先生と話したの今日が初めてだった。
きっと先生も私を知らないだろう。

美術の授業があったのは去年までだったし、先生と授業で関わることはないな。
しかも私、美術苦手で真面目に授業受けてなかったし。

先生の話しもまともに聞いてなかった。

けど、声だけは覚えていた。

声を聞いても思い出すのにちょっと時間が掛かったけど、声がなかったらほぼ100%思い出せなかったと思う。

なんだろう、先生って影薄いんだよね。
地味って言うか、暗いって言うか。
だから覚えられないんだよ、きっと。

イヤホンからは繰り返しジャスティン・ビーバーのベイビーが流れている。
特別好きな歌って訳じゃないけど、曲を変えるのが面倒くさくてずっとベイビーを聴いている。

この歌詞の意味は一体なんだろう?

ちょっとだけ歌詞の意味が気になりながら、私は目を瞑った。
/10ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ