この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
冷血な獣
第10章 無自覚

逃げれない事は分かっているけど、体の疼きが強く、理性を保つ事は既に出来なくなっていた。


「うっ……」


ドアノブに触れ恐る恐るドアを開くと、廊下へ出る。
そして行く当てもなく、ふらふらしながら暗がりに鼓動を早めつつ進んだ。


* * *


まるでホテルの様に広くて長い廊下をまっすぐ進むと、突き当たりが見えた。

確かここって……初めに連れてこられた部屋だ。
ということは、その隣の椿さんの部屋に龍河さんがいるかもしれない。
鷺沼さんがそう言っていた筈。


「はぁっ……」


突き当たりにある窓から射し込む月明かりに照らされ、私は初めに連れてこられた部屋の隣のドアを開ける。

そして静寂な廊下にカチャッと重たいドアの開く音が響くと、中へ足を踏み入れた。


/336ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ