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冷血な獣
第10章 無自覚

「その人が妃南さん? 灯さんの元カノに会うの初めて~」
「椿、こいつまでここへ連れてきてどういうつもりだ? 関係ないんだから佐伯は帰せ」



龍河さんが睨み付けると、椿さんがニコッと微笑む。



「ダメですよ~。妃南さんはもうここに住むんですから」
「……何を言っている」
「妃南さんは、鷺沼君と付き合ってるんですって!」



椿さんの明るい声が響くと、一瞬部屋が静まり返った。

……私と鷺沼さんが付き合ってる……?
絶対鷺沼さんが椿さんに話したんだ……。嘘なのに……。



「鷺沼と、佐伯が?」



龍河さんが私を不思議そうに見る。
慌てて私が否定しようとするも、先に椿さん
が話し出す。



「そうそう! だからもう妃南さんも我が家の一員なの! 何なら証拠見せましょうか? 灯さん」

「証拠……?」



椿さんの質問に龍河さんが不思議そうにすると、すぐ部屋の開く音が聞こえた。





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