この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
冷血な獣
第11章 本心
「そんなの……」
「皆だんだん俺の事好きになっていくんだよね。それが面白いの」
「私は違います……」
「それはどうかな?」
面白そうに笑って、胸の先端へ吸い付く。
まるで赤ん坊の様に、強く。
両手は私が離れない様に、私の腰に回されている。
「んっ……」
……ちゅっ、ちゅっと響く水音。
繰り返し吸い付かれる度にいやらしく響いて、
私の鼻孔からも吐息が漏れる。
「んんっ……」
「凄い立った。俺の事好きじゃないのに感じた?」
唇を離して、胸の先端をくにくにと指で弾くと、椿さんは私へ質問する。
「おっぱい触られるの好きなんだ? ねえ、それならさ……」
その後続けられた言葉に、私は絶望感を込み上げた。