この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
冷血な獣
第12章 強敵

「…妃南に彼氏かぁ。あんな小さかったのにな」

「二人共、幼稚園児だったからね……」

「けどさ、妃南覚えてる?」


懐かしそうに話すと、りょう君はふんわりと微笑んだまま質問する。

そして、私の左手を引き、私の体をりょう君の方へ引き寄せて耳元で囁いた。


「俺達、結婚の約束したんだよ」


えっ……。結婚の約束……!?


「…そうだっけ?」


思い出そうとしても、全然思い出せないんだけど。

…本当にしたの?


「うん。したよ。後、初めてのキスもしたよね」

「っ……!?」


ポカンと口を開けていたけど、
話の続きを聞いて開いた口が塞がらなかった。

キス!?

初めてのキス!?

りょう君と!?


「…妃南? 何してる?」


突然目の前から話し掛けられて、
私は咄嗟にりょう君から離れた。






/336ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ