この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
冷血な獣
第12章 強敵

…何が起きてるの?

どういうつもり?

まさか、罠っ……。



「はなしてくださいっ」


咄嗟に鷺沼さんから手をはなす。

そんな私に冷たく目を細め、


「随分と嫌われてしまいましたね。恋人になるという話、忘れてしまいましたか?」


質問する鷺沼さんは、続けて私の体を抱き締めた。


「えっ……」

「本当の恋人にしてください」

「ど、どうせ罠ですよね!?」


すっぽりと体を包み込む両腕。

優しく頼む穏やかな声。

…罠だと分かっているけど、戸惑う。


「さあ、どうでしょう?」


クスッと笑い声が聞こえると、また慌てて体から離れようとした。

/336ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ