この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
冷血な獣
第13章 躾

* * *

「う、ん……」


…あれ?私寝てた?いつの間に?

確か皆でワインを飲んで……。

変だ。途中から記憶がない。


「あーあ。今日も不作!何でもっと良い男連れて来ないかなぁ」


…椿さんの声?怒ってる。どうしたんだろう。

リビングのソファで横になったまま、ぼんやりした視界の中、ソファの側に立っている椿さんを見つめる。


「鷺沼君、こいつら家まで送ってやって。睡眠薬で朝まで起きないと思うから」

「承知しました」


椿さんの隣には、椿さんへ頭を下げる鷺沼さんの姿。

鷺沼さんはそのまま私に気付くと、話し掛けてくる。


「……起きましたか?随分と気に入って飲んでいましたね。お酒にも弱いとは思いませんでしたよ」

「私、酔って……?」


泥酔するまで飲むなんて恥ずかしい!

そういえばまだ頭がぐらぐらする……。


起き上がろうとするも動けず、眩暈がする頭。

漸く視界がはっきりしたところで、こっちをじっと見つめる椿さんと目が合った。


「妃南、おはよう」


いつの間にかウィッグを取ってる……。

それにワンピースも着替えて、メイクも落としているし、短髪の黒髪に上半身裸でジーパン姿。

男モードの椿さんは、息を飲む程色気満々だから苦手だ。


/336ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ