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冷血な獣
第3章 冷血人間の彼女2

龍河さんの笑った顔を見れるなんてレア。…この笑顔を一人占めしたい。私、お見合いの話を聞いてから独占欲が強くなってる…。

「それなら、一回だけで満足させてやらないとな」

私の手を引いて、龍河さんはソファの方へ歩き始めた。

「えっ? ちょっと、すいません…。今の言葉は忘れて下さい…」

すぐに撤回しようとするも、龍河さんからソファに座らされる。そして私の前に立った龍河さんから、全てのボタンを外しシャツを剥がされると、唇へキスをされた。

「っ…ンッ…」

柔らかい唇の感触を感じながら薄目を開くと、スーツのジャケットを脱ぎ、ネクタイを緩める龍河さんの姿が目にうつる。龍河さんはジャケットとネクタイをソファへ置くと、今度は私のブラのホックを外した。


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