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冷血な獣
第3章 冷血人間の彼女2
「ンッ…」
ブラまで剥ぎ取られゴツゴツとした大きな手で胸を揉まれると、更に緊張して体が強張った。
「…妃南、大丈夫か?」
「ダイジョブです…」
うわぁ。何でカタコト…。処女でもないのに緊張し過ぎだろ。
龍河さんに心配されてるし。
「そうだ…言い忘れていたが、明日見合いをすることになった」
「えっ?」
相変わらず胸を揉みながら龍河さんがさらりと話すと、私はポカンと口を開けた。
…見合いをすることになったって……何でそんな平気で言えるの!?
「待ってください! 龍河さん、もっと詳しく…! ンンッ……」
慌てて聞こうと思ったのに、目をぎらつかせた龍河さんからまた唇を塞がれる。ヤル気満々といった感じ。こっちはそれどころではない。