この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
冷血な獣
第13章 躾

「妃南、脱いで」

唐突に椿さんは、私のブラウスのボタンに手をかける。そして柔らかい二つの膨らみに触れ、下着を下へずり下げる。

「やめっ……」

「初めから妃南を好きになってれば良かったなぁ。そしたら、俺の人生もっと楽しかったかも」

ぎゅっと抱き締められ、はだけたブラウスから現れた肩へ口付ける。チュッ、チュッと響く音が、悶える私へ絶望を伝える。

「二人きりになろっか。妃南」

明るい声でそう告げ、椿さんは私の手を引くとドアの方へ歩き出そうとした。
…鍵を落とすまでは。

「……あっ」

チャリンと床へ落ちると、鍵は私の足元へ転がった。ラッキー……。

「龍河さん!」

パンプスを履いた足で龍河さんに向かって蹴ると、当然のごとく龍河さんが鍵を受けとる。漸く私達は、椿さんの横暴から解放された。


/336ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ