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冷血な獣
第13章 躾

「龍河さんって、絶対Sで頑固ですね……」

小さく呟く私をジロッと見ると、龍河さんは続ける。

「お前も同じ目にあいたいか?」

…絶対あいたくないです。心の中で、私はそう答えた。

「そろそろ行くか。鷺沼が来るかもしれない」

ドアの方へ向き直す龍河さん。
確かに、もう少しでお昼の時間だ。

「でも、椿さんをこのままにして行くんですか?」

不安が急に襲ってくる。悪いことをしたとしても、それは龍河さんへの恋心からで。本当は良い人……だと思うから。流石にこのままにするのは、可哀想。

「さっきから椿を庇うが、お前こいつが好きなのか?」

冷淡な目でまた睨まれると、私は一瞬怯えた。

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