パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 お見合い大作戦1

「涼太だよ。昔同じアパートに住んでた」

バーテンダーが爽やかに微笑むと、私は一瞬頭を真っ白にさせた。

「えっ？ りょう君……？ 本当に？」

言われてみると、本当にりょう君だ。顔も昔から整っていたけど、昔に比べて凄く大人っぽくなっている。声は声変わりしているし……。

「本当だよ。久しぶり。妃南」

相変わらず笑顔のりょう君。

「……久しぶり」

私は子供の頃のりょう君を思い出しながら、返事をした。