この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
冷血な獣
第8章 嫉妬

図星過ぎて、何も言えない……。
惚れ直すどころか淫らな妄想をしてしまったなんて、口がさけても無理だ。

「いやぁ、その……」

このまま抱かれたらネクタイで縛られるのかとか。
その龍河さんの匂いのついたシャツを着たいとか。

バレたら、確実に軽蔑される……。

じわじわと額に冷や汗を滲ませていると、続けて話し掛けられる。

「そういえば、佐伯も出掛けると言ってなかったか?」

落ち着いて自身の腕に、腕時計をはめる龍河さん。
その質問に答える私。

「あ……はい。午後から茶織先輩とランチする約束です」

「そうか。じゃあ送ってやる」

「えっ? 龍河さんが? 送ってくれるんですか?」

「ああ」

思いがけない言葉に、一瞬耳を疑った。
/336ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ