この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
冷血な獣
第8章 嫉妬

そんな私をひく様な目でじっと見ながら、質問する龍河さん。

「……何かあったのか? 帰って来てから機嫌が悪いぞ、お前」
「別に……」

その質問に答えながら椅子から立つと、無意識に思い切りフォークでハンバーグを刺していた。

「何もないです!」
「……何もない事はないだろう、それ」

再び何かおぞましいものでも見る様な瞳でこちらを見ると、龍河さんは一度ため息を吐く。
そして椅子から立ち上がると、リビングのソファへ歩いていく。

「後で食べる」
「待って下さい……」

やってしまった……。
雰囲気を悪くするつもりはなかったのに。

そのまま私達は無言で、私が夕飯の片付けを済ませるまでの間も一言も話すことはなかった。
/336ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ