この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
冷血な獣
第8章 嫉妬

面接がダメだったから、娘さんに会って結婚したいと伝えたかもしれないし……。

「佐伯。すまないが、もう暫く俺をこの部屋に住まわせてくれないか?」

不安になっている私へ龍河さんが尋ねると、

「それはもう! 大歓迎です!」

当然花が咲いた様な笑顔で答えた。
そんな私へ、穏やかに微笑む龍河さん。

「ありがとう」

この笑顔が見れるなら、何をしたって良い……。

付き合っていた頃とは全くかけ離れ、私達には距離があいてしまった。

髪を濡らしたままにしていても、鼻腔を蕩かす様な肌の香をさせていても、龍河さんは前の様に私を引き寄せてはくれない。

龍河さんの笑顔だけが付き合っていた頃と同じで、あの時の龍河さんが目の前にいる様な錯覚をし、幸せで胸いっぱいになる。

「いえ……。あの、龍河さん……」
「何だ?」

そろりとソファに座っている龍河さんへ近付くと、私は冷静な龍河さんの唇へキスしていた。

/336ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ