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飼っていたペットに飼われています。
第30章 【裏】リハーサル室で(サキ目線)
「薄い布でこんなに胸の形強調してさ、ここから簡単に手入れられるよね?」
 スイが後ろからサキの胸を鷲掴みしながら脇の部分から片手を滑り込ませる。
「やっ…やだ!」
 暴れるサキの身体を自分の体に引き寄せて固定し、噛み付くようなキスをしながらスイは続ける。
「…で、ブラなんて簡単に外されちゃうね?」
 パチッと背中のホックを外されると、開放された胸がぷるんと弾けた。
「それでほら、こうやって捲くられたらヤラしい胸が丸見えだよ?」
 言いながら大きく膨らみを揉みしだきながらタンクトップを胸の上まで捲り上げた。
「そんなことになる前に抵抗するもん…っ!」
 サキは身体を捩りながら言った。
「馬鹿。お前が本気で抵抗したって男は煽られるだけだろうが。それに…。」
 そう言って乳首をきゅっとつかまれ、こねくり回される。
「きゃっ! やだっ…やだぁ…。」
 こんな所でいけないと抵抗したいのに力が入らず、身体を彼に預ける格好になってしまう。
 メイクで増した眼力に射抜かれて、いつもと違う整髪料と香水とお酒が混ざった匂いに捕らわれて、自分まで酔ってしまったのかな。
 数十分前まであの大きな歓声の中にいた彼とこんな事をしているなんて誰が思うだろうか。

「ほら、すぐ感じて抵抗できなくなるクセに。足もこんなに出してさぁ…。すぐ上に一番弱いところがあるんだよ?」
 サキの太ももの間にスイの足が割って入り、ツッと腿を撫でる指が上まで登って布の上から割れ目をなぞられる。
「ひゃ…!」
 ショートパンツの前のボタンを外しジッパーも下げられ、下着の中にスルッと手が差し込まれた。
「…やめて! もうわかった! わかったからぁ…。」
「だめ。許さない。」

 スイの指が秘部に触れ、にちゃにちゃ…と湿り気を帯びた音と甘い声音が静かな室内に響き出した。
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