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飼っていたペットに飼われています。
第34章 ハニートラップ(スイ目線)
 自分が入ってきたことも気づかずこちらに尻を突き出し集中して楽器に見入るその姿。
 普段は見せない白い項や丸い肩を覗かせ、薄く身体にフィットしたタンクトップからは大きな曲線を描くボディラインのみならず下着の形まで透けて見えている。更に上から除くと柔らかそうな谷間がふっくらと顔を出した。
 眩しいほど白く長い足を強調するような短いショートパンツからは丸い尻が桃のように溢れていて、後ろから犯してくれと言わんばかりである。
 この辺りですでに理性は飛んでいたが、注意すると何が悪いのかも理解していない様子だったので躾けてやるつもりで鏡を見せひとつひとつ説明してやる。
 普段はごく薄付きの化粧しかしないのに、男を誘うように目尻を跳ねさせたアイラインも、赤く色づいて艶めき噛み付きたくなるような口紅の色もすべてが気に食わない。

 わかっててやっているならとんでもないハニートラップだ。喜んでハマってやるつもりで散々鳴かせて楽しんだあとに、その恐ろしい罠は仕掛けられていた。
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