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飼っていたペットに飼われています。
第59章 幸せのカタチ(サキ目線)

Base&VocalであるSUIの病気療養を理由に、活動休止を発表していたDEEP BLUEは両A面シングル『S&M』の発売を発表し、半年ぶりに活動を再開をすることになった。
家に帰った翌日、スイはコテージで作っていた新曲2曲を持ってメンバーの元を訪れ、きちんと謝罪をしたそうだ。
KOUHEIさんは号泣し、YASUさんは笑って頷き、RYOさんは死んでなくてよかった〜、と安堵していたと話してくれた。
『M』は身勝手に生きてきた自分を受け入れてくれた優しい世界に感謝する内容のアップテンポの曲で、『S』は甘い気持ちを素直に表現した恋人に向けたバラードである。
どちらもこれまでのDEEP BLUEには無かった曲で評判も上々らしい。
これから東京・名古屋・大阪とツアーを行っていき、待っていてくれたファンに直接謝罪と感謝を伝えるライブをするそうだ。
その皮切りとなる東京公演は、スイの手配でマミちゃんと2人、関係者席にて鑑賞することになっている。
春休みだったこともあって留年は免れたが、遊ぶ約束をしていたのに一向に連絡が取れないサキを彼女はとても心配してくれていた。
そんなマミちゃんに嘘をつき続けているのも申し訳なくて、ライブの前日に集まって食事をしたあと内容をぼかしながらも少し踏み込んだ話をする。
家に帰った翌日、スイはコテージで作っていた新曲2曲を持ってメンバーの元を訪れ、きちんと謝罪をしたそうだ。
KOUHEIさんは号泣し、YASUさんは笑って頷き、RYOさんは死んでなくてよかった〜、と安堵していたと話してくれた。
『M』は身勝手に生きてきた自分を受け入れてくれた優しい世界に感謝する内容のアップテンポの曲で、『S』は甘い気持ちを素直に表現した恋人に向けたバラードである。
どちらもこれまでのDEEP BLUEには無かった曲で評判も上々らしい。
これから東京・名古屋・大阪とツアーを行っていき、待っていてくれたファンに直接謝罪と感謝を伝えるライブをするそうだ。
その皮切りとなる東京公演は、スイの手配でマミちゃんと2人、関係者席にて鑑賞することになっている。
春休みだったこともあって留年は免れたが、遊ぶ約束をしていたのに一向に連絡が取れないサキを彼女はとても心配してくれていた。
そんなマミちゃんに嘘をつき続けているのも申し訳なくて、ライブの前日に集まって食事をしたあと内容をぼかしながらも少し踏み込んだ話をする。

