この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
飼っていたペットに飼われています。
第59章 幸せのカタチ(サキ目線)
「SUIと幼馴染だった〜⁉」
 相変わらず声が大きい元気なマミちゃん。サキはカラオケルームで話してよかった…と安堵した。
「幼馴染っていうか、昔遊んでただけでしばらくは会ってなかったし…。バンドやってたのも知らなかったくらいだから。」
「羨ましすぎる…! やっぱり昔から超絶イケメンだった感じ?」
「う~ん、あの頃はどちらかと言えば可愛かったかな? 私から見れば…。」
「いいなー! 今度KOUHEI紹介してほしいって伝えて。私、初期の頃からずーっと追っかけしてるの知ってるでしょ⁉」
 機会があればね…、と濁しつつ2人で復帰ライブの前哨戦と称して遅くまでDEEP BLUEの曲を歌い明かす。
 歌詞に出てくるスイの本命の女性について考えるとやっぱり胸は痛むし、聞く勇気もないけれど、不安な気持ちで過ごしていたあの頃と違って、彼が自分のこともきちんと大切に想ってくれていたことがわかって前よりは気にしなくなっていた。

 どこで誰を想っていても、スイが幸せでいてくれるのが私の幸せだと、いまは心から思うから。
/143ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ