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イケないキミに白い林檎を
第8章 仕置き


ある平日の昼過ぎ。
今日は授業がなくて、サークルのリーダーと加川先輩と朝から遊んでいた。


胸元が空いた上着にミニのプリーツスカート。

今まで露出が少なめの服を着ていたけれど二人と遊び始めてから服装が変わった。


「最近の風子ちゃん、ますますエロくなったんじゃない?」

「えー。そんなことないですよー」


加川先輩にたまにボディタッチをされながら三人で駅前を歩いていた。


よく利用するこの駅。
地元から離れなかったせいで、知り合いに会うことが多い。


高校時代から私のことを知っている人に見られたくないなと思いながら歩いているとなんだか嫌な予感がした。


先輩たちの話を聞きながら先に進むと偶然にも勘が当たる。

すれ違ったある人と目が合ってしまい、素早く逸らす。


この人とばったり会うのは何度目だろう。


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