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イケないキミに白い林檎を
第9章 元彼
「颯太…、好きッ…、アンッ……、ンンッ……」
「おまえ、ほんとに…淫乱だなッ……」
必死に互いの体液を混合させて快楽に溺れていく。
少しだけのつもりが存分に味わい、私は絶頂を迎えてしまった。
その後すぐに颯太も限界になり、果てる直前に蜜壷から肉棒を抜き、私のお腹の上に生温かい白濁液を放った。
ふらふらになった体をベッドで休めるとすぐに眠りに落ちてしまった。
暗闇から目を開けると懐かしい光景。
私の隣でスマホを弄っている颯太がいた。
体を少し動かすと、私が目を覚めたことに気付いてくれた。
「起きたか」
「うん。寝ちゃってごめんね」
「気にすんな」
ぶっきらぼうに言って私の頭を撫でて、またスマホの方へ視線を戻す。
少しだけスマホの画面が見えたけど、何やら文字を打っているようだった。