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イケないキミに白い林檎を
第10章 告白
「それならマッサージしてあげようか」
「へ?本当ですか」
珍しいこともあるんだな。
素直に背中を向けると、ソラ先輩に肩をゆっくりと揉まれる。
「どう?」
「あー……、気持ちいい……」
肩凝りに悩んでいた訳ではないけど、ちょうどいい指圧に癒された。
至福の時間を終えてからソファーに座り直し、お礼を言うためにソラ先輩の方を向く。
すぐに目が合って不意にドキッとしてしまう。
「あっ…、ありがとうござ……ひゃっ…!?」
「ふっ、油断してただろ。……お仕置きの時間だよ」
安心しきっていた矢先に、押し倒されてブラウスのボタンに手を掛けられた。
三つ目まで下ろされて咄嗟に声を上げる。
「やめっ……」
抵抗するけど力の差が歴然で阻止できず、あっという間に胸元まで露わになった。
そして、消えかけている赤い印を目にされる。