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イケないキミに白い林檎を
第15章 キミともう一度

「やっぱり風子は優しいな。そう言うところは敵わねえ」

「そんなことないから……」

「謙遜すんな。……でも健気で好きだ」


胸を愛撫しながら秘部を弄り、快楽を与えて私を狂わせていく。
上着の中にするりと侵入した手で容易くブラジャーのホックが外された。

昨日ソラ先輩の強いキスで付いた赤い印が見える辺りまで、ゆっくりと服が捲り上げられる。


キスマークを隠さないと……。


それとも、今度こそ隠さないで嫉妬させてみる?

もっと振り向いてくれて、他の女に目がいかないくらい夢中になってくれるかもしれない。


「颯太っ……」


どっちを取るか迷っていると、次第に深くなっていくキスに翻弄される。

絡んでくる舌に私も合わせて甘い時間を紡いだ。


「やっとオレのことを受け入れてくれるようになってきたな。でも前より大胆さがないんじゃね?」


「そっ、そんなことないよ」


「おまえの彼氏はオレなんだから遠慮すんな」


颯太はもう元カレじゃない。


私の彼氏……

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