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イケないキミに白い林檎を
第19章 もっとたくさん教えて…
「今日はもう遠慮しておきます……。くたくたで何もしたくありません」
「じゃあ、このままゆっくり休もうか……」
後ろで抱いていてくれたソラ先輩の方に体を向けてから、目を閉じて大好きな温もりに浸る。
すぅっと息を吸って小さく吐いて落ち着きを感じる。
忘れたい思い出を白く塗り潰して貰えたような気がして私の心はスッキリとしていた。
あの時と比べ物にならないほど、セックスの後に幸せを感じていたから……。
「それにしても乙羽さんが大人の玩具を買うなんてびっくりだな」
「ひっ、引きましたか……?」
「ううん。俺がしてあげたように乙羽さんも自分ですれば今度からひとりでイけるんじゃない?」
「やってみます……」
「でも、あれを使ってひとりですることがないように俺が満足させてあげないといけないね」
「ふふっ。私もソラ先輩の過去の女の子を越えるほどいっぱい満足させてあげたいです」
「え……」