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イケないキミに白い林檎を
第21章 愛するキミと見えない報復を
我慢しないと……、颯太が……
小さく声を漏らしながらも、隠れていることを忘れずに理性はギリギリ保っていた。
ここで完璧に理性を失えば壁の向こうに声が届いてしまう。
荒い吐息と淫らに交わる音だけが部屋に響く。隣の部屋に聞こえているのかは分からない。
遠慮する気持ちがある反面、スリルのあるこの状況を楽しみたい気持ちもあった。
優しいセックスとは違う快楽。
無理矢理犯されているみたいで興奮する。
お仕置きされた時から自分はマゾなことに気づき始めていたけど。
大好きな彼氏にされる悦びを感じ、自らお尻を高く突き出して快感を得ようとする。
「もっと…くだ…さいっ……」