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イケないキミに白い林檎を
第23章 溺れた小悪魔と禁断の夜
口が塞がれているせいで荒くなる鼻呼吸。
二本の指で蜜壺を擦られてからすぐに背中を大きく反って達し、狂ったように体を捩らせた。
「イっちゃったのか。でも今日はいつもよりイかせてやるから」
意識もはっきりせず脱力している私に指や舌ではなく熱い肉棒をナカへと押し挿れてくる。一度達しても欲しがっていた至福の時。
浅いところを攻められているうちに全身に甘美な電流が再び流れて幸せを噛み締める。
私の限界だった三回を超えてからも、後ろから突いたり体位を変えて腰を振られ続けた。
抑止される喘ぎ声と悩ましげな吐息が雨音と共に静かな室内に轟く。
満足しても淫らな時間は終わらない。
欲望を吐き出してからも収まらない自身に新しいゴムを被せて蜜壷を犯し始め、白いシャツから零れた胸がまた揺ぶられる。
手先は不器用なくせに性行為は荒っぽくなく丁寧にこなす彼に、こんなに達することができたのかと思うほど私は沢山溺れた。