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イケないキミに白い林檎を
第23章 溺れた小悪魔と禁断の夜
「待って、乙羽さん!そっちは俺じゃなくて颯太だから」
「あれぇ……、似てるからまちがっちゃった」
「間違っちゃったじゃない。まったく、危なっかしいな」
強制的に颯太から引き離されてまたベッドに寝せられた。手首を押さえ付けられてますます身体が疼いてくる。
「今すぐせっくすしたいですぅ。おちんちん挿れてぇ……」
「あげないし、やらないよ」
「してやれよ……。オレも一緒にヤってやる…から……、ぐー……」
「私がしたいのはソラ先輩だけれす。だいすきですからくだはい……」
「いいからさっさと眠れ――――」
強引に唇を重ねてから舌を絡められる甘い快感を受けた私の身体はビクビクと震えた。
口腔内にお酒の味がほんのり広がり、思考が蕩けていくと共にすーっと暗闇に落ちていく。