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イケないキミに白い林檎を
第25章 純愛青春は淫らな戯れへ
「生徒会長からの命令だ」
傲慢そうに言ったソラ先輩は弄んでいた秘部から顔を離して立ち上がった。
そして首元のボタンを外し、ネクタイを緩めてから私の両手首を掴む。
白いシャツの襟元から垣間見える綺麗な首筋がセクシーで視覚的にもゾクゾクしてしまう。
獣のようになった目から察するに、エッチの時だけ見せる姿に変わったんだと思う。
こうなった彼に私は逆らえない。
「そっ…、それは過去の役職の乱用です。ソラ先輩はもう卒業したんですから関係ないです」
「急に物分りが悪くなったな」
「うぅ……」
「今だけって言ってるだろ。それに性欲の強い乙羽さんはこう言う刺激が欲しいと思ったけど?」
普通のセックスでも十分に満足している。
でも確かに何らかの刺激が欲しくなってくる頃だった。
「そうですけど、いつもと違うように呼ぶのは恥ずかしいです……」