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イケないキミに白い林檎を
第26章 運命の赤い糸

「風子ちゃんの友達の莉乃です。わたしはここにいないと思って二人で話してください」

夜遅くまでメッセージを送り合うほど仲良くなった莉乃さんが同行してくれた。
事情を一通り説明してみたところ、恋愛相談だけでなく記憶を取り戻す手伝いもしてくれるようで。

友達が一緒なら颯太に手を出されることもないし、浮気にもならないはず。


「へえー、風子に女友達がいたんだな」

「当たり前じゃん。私にも女友達くらいいるもん」


「良かった。安心した」

なにが良かっただ。

付き合っていた時に女友達を紹介しなかったから、私に同性の友達がいないとでも思っていたんだろうか。


「今日は無駄話をするつもりはないから。さっさと私の過去のことを教えて」


「いいぞ。……でも条件がある」

この堂々とした態度。
予想していたとおり、颯太も私の過去を知っている。


「なっ…、なに?まさか、ヤらせろとか?」

隣でオレンジジュースをごくごくと飲んでいた莉乃さんが笑ってブフッと小さく吹き出した。

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