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イケないキミに白い林檎を
第29章 in flore
「今はだめってことなら、今じゃなかったらこんな事もしていいのか」
「はっ、はい……。ご飯を食べて、風邪を治してからなら……」
濡れてきたばかりの場所に少しだけ挿れられる指。
随分と我慢させてしまっていると思うから、できることならこのままベッドに行って愛し合いたい。
穏やかになった鼓動がまたドキドキと煩く鳴っていた。
「ここまでしていいなら、今度から俺が気持ち良くしてあげることができるね。でも、乙羽さんが前のように触ることができるようになったらいっぱい抱くから……」
抱いて欲しい……。
狂ってしまうほどソラ先輩と快楽に溺れたい――――
それからご飯を食べてもらい、寝付くまで見守っていると自分も一緒に眠ってしまった。