この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケないキミに白い林檎を
第4章 独占

「ねー、空気読んでよ。今日は玲亜と過ごす日って決まってたんだからさー。地味女は邪魔なんですけどー」

「玲亜!」

「だって、颯太がさっさと地味女と別れないからじゃん!セフレ状態なんだからさっさとこいつを捨ててよ」

「ちがっ……、私は彼女です!」


バチンッ!――――

いきなりほっぺたに平手が飛んできた。

一瞬、何があったのか分からなかった。


「馬鹿じゃないの!?いい彼女ぶって!遊ばれてるだけなのに気づかれないとか本っ当に馬鹿女ね!」

頬にヒリヒリとした痛みが走る。

だけどそれ以上に痛いのは胸の方。苦しくて張り裂けそうだった。


「違うッ……、違いますッ……」



「颯太!玲亜とこいつ、どっちが好きなの!?」


「…………」


私と玲亜さんが視線を向けても、眉間にシワを寄せて口を固く閉ざしたままの颯太。

この沈黙がさらに空気を重くする。



お願い……。

私だって言って……


本当の彼女は私でしょ……

/894ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ