この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケないキミに白い林檎を
第4章 独占

涙が止まったのは終電が近付いた頃だった。

それでもさっきの出来事が私の心をズキズキと傷付けている。


「帰ろうか……」


「帰りたくないです」


「乙羽さんは実家に住んでるんだろ。親が心配するよ?」

「子供扱いしないでください」


ズズッと鼻水をすすって言う私を見て、軽く笑いながら頭を撫でてくる。


「親からすれば大事な子供だろ」


一足先に大人の仲間入りをしたからって先輩面をしてずるい。


…………。



「ソラ先輩……っ、お願いがあるんです……」

「なに?……言って」


私を甘やかす都合のいい男。

もう彼氏がいないんだから自由に利用してもいいはずだ。

こういう時くらい甘えたくなる……。



「私を……、抱いてください……――」



再びソラ先輩の胸に飛び込んで自分の柔らかい胸を押し付けて断られないように誘惑する。

これに動揺したのか、私に触れる力が弱くなった気がした。



「…………。じゃあ、俺の家に行こう」


/894ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ