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日は昇り、日は沈む
第2章 ひなた村事情1
ほっとする皆の顔を見ながら、タカオはさらに続けた。
「でも、その動画を投稿した人は、運の悪い事に、有名なカメラマンらしいんです。絶対にずるはしていない、プロとしてのプライドが許さない、天地神明にかけて……と、一歩も引きません」
「へー、その映像見てみたいな、いてっ、なんで俺ばっかり……」
「ここは電波がないのでお見せできないんです。とにかく、これからどうすればいいのか、よく話し合った方が良いと思います。人は珍しいものが好きです。珍しいとそれをみんなに言いたくなる、広めたくなる。そしてそれを知ると見てみたくなる、そこに行ってみたくなる」
タカオはそのフレーズがすっかり気に入ったようだった。
「でも、その動画を投稿した人は、運の悪い事に、有名なカメラマンらしいんです。絶対にずるはしていない、プロとしてのプライドが許さない、天地神明にかけて……と、一歩も引きません」
「へー、その映像見てみたいな、いてっ、なんで俺ばっかり……」
「ここは電波がないのでお見せできないんです。とにかく、これからどうすればいいのか、よく話し合った方が良いと思います。人は珍しいものが好きです。珍しいとそれをみんなに言いたくなる、広めたくなる。そしてそれを知ると見てみたくなる、そこに行ってみたくなる」
タカオはそのフレーズがすっかり気に入ったようだった。