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日は昇り、日は沈む
第3章 ひなた村事情2
その時「おい、あれなんだ」と、窓を指差した海男の声に、一同が振り向いた。

「鳥?」

「朝日が眩しくて良く見えないな」

皆が窓に寄ってきた。
昇ったばかりの太陽がきらきらと海面を照らしている。そのまばゆい光線は、遮る物をものともせずに包み込む。

「見て、なんか向こうの方からワゴン車みたいなのがたくさん来るけど」

「何あれ、いち、に、さん、し、ご……、もっと来るぞ、ほらカーブを曲がってどんどんこっちに来る」

「あ、もうすぐ結界を越えそう」

タカオは、「ついに来たか」とガラスを叩いて唇を噛んだ。

「あ、あれ鳥じゃないよ、へ、へ、……ヘリコプターだ!」

誰かが叫んだ。








※ここまでお読み頂き誠にありがとうございます。

あり得ない事を思い付き、どうしても書きたくなりましたので、畑違いかなと思いましたが "その他"で書かせて頂いております。

次から次からいい加減な事ばかり思い浮かび、一人にやにやしながら書いています。
男女を描く時とは違った楽しみを味わっております。

本来の自分がそうとうぬけておりますので、素の自分があちこちに現れます。

結末は考えているのですが、どうやってそこまで持っていこうか悩んでいます。

不定期更新ですが、お気軽に、一緒に楽しんでくださると嬉しいです。

よくぞここまで見捨てずに読んでくださいました。

この先も官能シーンはございません。
この先も真実は一つもございません。

(⌒0⌒)/

RIN

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