この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
日は昇り、日は沈む
第1章 ひなた村
予期せぬ爆音に耳をふさいだタカオが外に飛び出すと、目の前の家からマサ爺が杖を突きながらよろよろと近付いてきた。

「なんだタカちゃんか、もうわかったから、このタイヘンダヨーを早く止めてくれ」

「ど、どうやって?」

「赤い方を押すんじゃ」

「ええっ?」

「いいから早く、うるさくてかなわん」

「は、はい」

タカオは、今度は「ツナミダヨー」が始まるのではないかと不安になったが、村のなんでもを知っているマサ爺を信じて小屋に戻り、赤いボタンを両手で思いきり押さえた。

『タイヘ……』

「と、止まった」

ホッとして小屋を出ると、マサ爺が「では行こうか」と言って、よたよたと海の方へ歩き出した。

/72ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ