この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
手を繋ごう〜愛憎II〜
第11章 遊園地
遊園地の入り口に既に隆、美咲、亮、その隣に知らない女の子が待機していた。

「おっせぇーぞ!誠!」

と言う亮に手を合わせて、

「すみません、亮先輩…」

と、亮に駆け寄りながら誠は謝る。

(ふふ…最近まこちゃんの色んな顔見れるの、楽しいな…)

と、萌は思う。

意地悪してくる顔。
申し訳ない顔。
笑ってる顔。
そして、欲情してる顔。

沢山の誠の顔が付き合う前より見れる事が萌にとって、すごく嬉しい事だった。

亮と誠が何か話している。

誠に数歩遅れて歩いていた萌に

「萌!こっちおいで!」

と、誠は手招きする。

「はーい!」
と、小走りしつつ、誠の隣に寄ると、そこには、髪の毛が肩までの白のベレー帽を付け、ピンクのワンピースの上にベージュのコートを羽織ったまさしく「可憐」な女の子がいた。

「萌ちゃん、紹介するね。うちの彼女」

と言って、亮はほらっと背中を押す。

「は、原田かなです。亮の彼女です。高橋萌ちゃんですか?」

と聞くかなに

(か、可愛いっ!!)

と、思いながら、萌は

「はい、高橋萌です。亮先輩にはまこちゃんがすごいお世話になってて…」

と、自己紹介するのを誠が顔を赤くしながら

「も、萌!!」

と、止める。

萌はニヤリとしながら、

(ふふーん。お返しだよー)

と、誠の顔を見た。

誠は異常にこう言う風に言われると照れる。

萌はゆう先生や美咲方先輩によって、この顔を見れると言う事を学んだ。

(ま、まぁあとで、オシオキされちゃうんだけど…)

と、股間にあるものに意識を向ける。

誠がその気になればいつでも発動できる代物だ。

(まだ、発動していないけど…こうやってみんなでいるときに発動したら危険だわ…)

と、萌は思う。
/268ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ