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手を繋ごう〜愛憎II〜
第11章 遊園地
萌はドキドキ、胸が高鳴る。

家から出る前に、萌は誠に

「ちょっとおいで?」

と、言われ、行った所、膣口付近にすっぽりと球状のものを埋められた。

「こ、これ、何?」

そう言う萌に、誠はニヤリとした顔で

「オシオキの道具♪」

と言われていた。

前は平べったい振動するものが入れられたけど、今度は違うもの。

萌自身前回のもので、その快感を知っているため、ドキドキしている。

そして、今は、服越しから乳首を敢えて触れてこない誠の愛撫にもどかしく思う。

ピタッと、そこで誠は胸の愛撫を辞めた。

「あとでいっっぱい啼かせてやるから、覚悟しとけよ」

と、耳元で囁く誠に、更にドキドキする。

耳元まで赤くする萌に、誠は

「期待しちゃってる?萌?」

と言う言葉に首をぶんぶん振る。

「ウソツキ……」

と、耳元を甘噛みした。



チュク……チュク…と耳裏を舐める誠の唾液の音が耳元で聞こえ、

「ン…クッ」

と、萌は甘い声を出す。

誠は離れて

「その前までは一杯楽しもうな!遊ぶの!」

と、言った。

コクンコクンと、顔が真っ赤になっている萌が何度か無言で頷いた所で、電車は目的地に着いた。

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