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手を繋ごう〜愛憎II〜
第11章 遊園地
かなが、

「もしかして、お菓子とかも作ります?」

と、萌に聞く。

萌は

「かなさん、私の方が年下なんで敬語抜きに…」と言いながらも

「はい!お菓子食べるのも、作るのも大好きです!」

と、答えた。

かなは気を取り直したかのように

「じゃあ、今度一緒に作って、ティーパーティしよう?」

と言う。

萌は

(わーい!嬉しい!!友達出来たー)

と思う。

美咲がそこに便乗し

「私も入れてー!受験の息抜きしたいのー」

と言っている。

美咲が便乗してきたのに、萌はすごく嬉しかった。


そんな女性陣を尻目に男性陣は


「すごいな…女の子の打ち解け度の早さって…」

と、隆が苦笑いした顔をするのに、亮と誠がうんうん頷いた。


誠がハッとしたかのように

「あ、隆先輩!」

と、声をかける。

萌は見てて

(なんだろう?)

と、疑問に思う。

隆も疑問に思ったらしく、
「なんだ?」

と言った。

そんな隆に誠が耳打ちし、

隆が

「はぁっ?」

と言ったのを

「しっ!」

と人差し指を唇に当て、誠が止める。

その状況を見ていた亮は

「なんだよ、俺も入れてくれよー!」

と、寂しそうな表情で言う。


気を取り直したのか、亮は
「いや、ホント、期末の開放感はパねぇなぁ。」
と、言った。

一同はうんうん頷く。

他校のかなも同じ日取りでテストだったらしい。

隆が

「そういや、誠と、高橋さん、ちゃんと点数取れそうか?」

そんな言葉に

「全部、分かる分かるって感じでした!」

と、萌が言い、

誠も

「任せてくださいよー」

と言う。


隆は

「それじゃ誠、学年10位以内取れなかったら、みんなにメシ奢りな」

と言い、


「いやっ、それはっ!!」

と、誠が慌てて言うのをまたみんなで笑う。




6人でそんな談笑をし、亮が腕時計を見て

「そろそろ2時か。」

と言う。

「また乗り物乗るの再開しちゃいます?」

と、誠が言うのに、

「いや、食べたばっかりだから、巨大迷路でもやろう」

と言う隆の一言で、巨大迷路にそれぞれ3組に分かれ対抗戦を行うことになった。
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