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手を繋ごう〜愛憎II〜
第12章 おもちゃの時間
「それじゃあ」

そうやって、美咲、隆、亮、かなと手を振り、そこにまず留まっていた萌と誠。

美咲と隆が付き合うことに、ただ嬉しさを感じていた。

「さて、俺らはどうする?」

そう萌を見つめ、聞く誠に、萌は

「…ラブホに行きたい…」

と、呟いていた。

萌はただ単に急に突然、人の前でローターでやられたのが不服であって、別に他の事に関しては全く気にしてなかったのだ。

「ホントに良いの?」

驚いたようにそう聞く誠。

先ほどまであんなに怒っていたのに、だ。

「今日はラブホ無し!」

と、萌に言われるのだと思ったに違いない。

萌はそう思った。

「違う…観覧車の中で、あんな急に突然激しくされると思ってなかったからびっくりして怒ってただけ…」

遊園地の中で、時たま動かされたローターの快感を思い出し、顔を赤らめて言う。

「そっか…ごめんな…」

そう聞く誠に、

「結果良ければそれで良しだよ」

と、にこやかに言う萌。


「俺へのオシオキは?」

と、ニヤリと聞いてくる誠に

「それは決行する!!」

と、強く言う萌。

「な、何されちゃうんだろ…」

びくびく言う誠に

「ナイショ。」

と、悪戯心で言った。

誠は萌の逆襲が気になるのか、動揺した顔をするが、そうじゃない。

誠にも気持ち良くなって貰うだけ。

(たまに、ハウツーで見ていただけだけど…出来るかな?)

と、ドキドキしながら萌は思う。

「じゃあ、行くか?」

納得しきれてなさそうな表情の誠に聞かれた萌は

「うん」

と、頷いた。

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