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手を繋ごう〜愛憎II〜
第12章 おもちゃの時間
その頃、誰もいない学校の教室
萌の友人である佐藤唯が、隣のクラスの榎本豊を呼び出していた。
一緒のオーボエ担当のこの人。
いつの間にか話をしていて、唯は彼に惹かれていった。
「榎本くんのことが、好きです。」
そう言って、告白したが、
「ごめん。」
と、頭を下げられる。
ああ、そっか…そうだよな…。
唯はそれで、自分の気持ちを治めようとした。
しかし
ーーガタンッ
唯の体が学校の机に倒された。
そのまま深いキスをしてくる。
唯は体を離そうとジタバタジタバタしながら、肩を押して、逃げようするも、男の力あってか、全く相手は動こうとしない。
「あ…はぁぁ…んっ」
いつの間にか甘い息を漏らすようになり、いつの間にか唯の胸元を豊は激しく揉んでいた。
豊はキスをするのを辞め、話しをし出す。
「高橋萌と川仲誠を別れさせたら、考えてやっても良いよ?」
そう言いながら、セーラー服のファスナーをジーと上げ、服とブラジャーを上げられる。
友達の萌と誠を…?
どうしよう…私…そんな事出来ない…。
プチン……ブラジャーのホックがいつの間にか外され、甘い刺激がもたらされる。
「あっはああっ」
乳首を嬲られ、甘い息を漏らす唯。
豊は顔を外し
「どうする?別れさせるならこのままやるし、協力してくれないなら、このまま辞める」
元はと言えば、萌のオーボエの腕の良さに舌を巻いていた。
唯はそれに嫉妬していた。
萌を苦しませ、萌と誠をそれで別れさせて、萌がオーボエを吹けなくなるのではないか…
そう考えた唯は
「分かりました」
と、頷いていた。
「契約完了って事で」
また、唯に甘い疼きをもたらせる豊。
「あっああああっ」
教室に唯の喘ぎ声が響き渡ったーーーー