この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
手を繋ごう〜愛憎II〜
第16章 買い物デート
「それよりさ、今日はこれから、お互いご褒美買いに行くんだし。
大人みたくお酒とか飲めないけど、まず美味いもん食ったりして、切り替えようぜ?」
その言葉に
「う、うん…」
と、俯く萌。
「だぁいじょうぶだって!何かあったら俺が絶対守る。応援する。
だから、そんなに悩むな!」
ぎゅっと強く握り締める誠の手に、何かパワーの様なものを感じ、
「うん!」
と萌も笑顔になっていた。
そんな萌を愛しげに見ながら、ふにっとほっぺたをつねる。
「まこひゃん…?」
誠はその顔のまま
「なんかあったら絶対に言うんだぞ?俺はずっとお前の味方だ。」
そう言う誠に
腕をぎゅっと抱き締める。
「…ありがと。」
「じゃあそんな訳でここに入るぞ」
と言われたのは、いつも萌達が入る様な所ではない、もう少し大人の男女が買い物をしそうなデパートだ。
「何買い物するの?」
そう聞く萌に、誠は
「亮先輩から良い所教えて貰ったんだ。ちょっと他の売り場見てて?」
と、誠は言う。
「わ、分かった」
そう言い、萌は誠と別れた。
(まこちゃんのプレゼント…私達、もう誕生日過ぎてるもんね。そう言えば誕プレあげてなかったや…)
小遣いでしかやりくりしていない萌にとっては、そのデパートに入っている商品を見て悲鳴をあげる。
(あ…)
とある音楽楽器店に立ち寄った萌はドラムスティックの滑り止めテープに目が入った。
大人みたくお酒とか飲めないけど、まず美味いもん食ったりして、切り替えようぜ?」
その言葉に
「う、うん…」
と、俯く萌。
「だぁいじょうぶだって!何かあったら俺が絶対守る。応援する。
だから、そんなに悩むな!」
ぎゅっと強く握り締める誠の手に、何かパワーの様なものを感じ、
「うん!」
と萌も笑顔になっていた。
そんな萌を愛しげに見ながら、ふにっとほっぺたをつねる。
「まこひゃん…?」
誠はその顔のまま
「なんかあったら絶対に言うんだぞ?俺はずっとお前の味方だ。」
そう言う誠に
腕をぎゅっと抱き締める。
「…ありがと。」
「じゃあそんな訳でここに入るぞ」
と言われたのは、いつも萌達が入る様な所ではない、もう少し大人の男女が買い物をしそうなデパートだ。
「何買い物するの?」
そう聞く萌に、誠は
「亮先輩から良い所教えて貰ったんだ。ちょっと他の売り場見てて?」
と、誠は言う。
「わ、分かった」
そう言い、萌は誠と別れた。
(まこちゃんのプレゼント…私達、もう誕生日過ぎてるもんね。そう言えば誕プレあげてなかったや…)
小遣いでしかやりくりしていない萌にとっては、そのデパートに入っている商品を見て悲鳴をあげる。
(あ…)
とある音楽楽器店に立ち寄った萌はドラムスティックの滑り止めテープに目が入った。