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手を繋ごう〜愛憎II〜
第16章 買い物デート
7時ごろ、もう周辺が暗闇に包まれ、車道には車のヘッドライトが行き来している中、誠と萌は手を繋ぎ歩いていた。
「美味しかったねぇ…」
「そうだな」
長年一緒にいるせいか、こんな暗い道の中でも萌がどんな表情を浮かべているか、誠は分かる。
あの後、パスタの専門店に行き、パスタと自家製のティラミスを堪能した二人は家路に着こうとしていた。
そんな中、誠の視界にキラッとした物が映る。
誠はゾクッとし、何かは分からないが、これは逃げないといけないヤツではないか?そんな思考に陥り、
「萌」
と、小声で話し掛ける。
「え?」
声色は不安げなモノが広がっているが、今は安心させるより、先に帰る方が先決…そう思った誠は
「絶対に後ろ振り向くな。走るぞ」
そう言って、萌の歩調に合わせながら、萌の背中を押す。
「まこちゃ、怖いよ」
「大丈夫だ。大丈夫だから」
そう言ってる誠も怖い。
後ろを振り向くと銀色に光る何かはこちらを追っている状態。
(家の近くで良かった…でも、一旦ここは…)
「萌。ここ入ろう。」
萌に話し掛け、近くのコンビニ入る事にした。
(待ち伏せとかされていたらどうしようか…)
一抹の不安が押し寄せ、誠はピンッと閃き、携帯電話を取り出した。
RRR
ちょうど、健太、雪香と3人で団欒をしていたゆうはスマホが鳴ってるのを見て、表示から疑問に思う。
(まこちゃん?)
そう思い、出た後、
「健ちゃん!車出して!」
と叫んでいた。
「美味しかったねぇ…」
「そうだな」
長年一緒にいるせいか、こんな暗い道の中でも萌がどんな表情を浮かべているか、誠は分かる。
あの後、パスタの専門店に行き、パスタと自家製のティラミスを堪能した二人は家路に着こうとしていた。
そんな中、誠の視界にキラッとした物が映る。
誠はゾクッとし、何かは分からないが、これは逃げないといけないヤツではないか?そんな思考に陥り、
「萌」
と、小声で話し掛ける。
「え?」
声色は不安げなモノが広がっているが、今は安心させるより、先に帰る方が先決…そう思った誠は
「絶対に後ろ振り向くな。走るぞ」
そう言って、萌の歩調に合わせながら、萌の背中を押す。
「まこちゃ、怖いよ」
「大丈夫だ。大丈夫だから」
そう言ってる誠も怖い。
後ろを振り向くと銀色に光る何かはこちらを追っている状態。
(家の近くで良かった…でも、一旦ここは…)
「萌。ここ入ろう。」
萌に話し掛け、近くのコンビニ入る事にした。
(待ち伏せとかされていたらどうしようか…)
一抹の不安が押し寄せ、誠はピンッと閃き、携帯電話を取り出した。
RRR
ちょうど、健太、雪香と3人で団欒をしていたゆうはスマホが鳴ってるのを見て、表示から疑問に思う。
(まこちゃん?)
そう思い、出た後、
「健ちゃん!車出して!」
と叫んでいた。