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手を繋ごう〜愛憎II〜
第18章 言い争い
「萌、ホントに俺いなくて良いのか?」

心配そうな誠に、萌は

「大丈夫!」

と、笑顔を向ける。

先週誠が嘘を吐いた事も、萌を守りたいがために吐いた嘘だと、萌自身感じたため、いつものように、誠に怒りをぶつけないでいた。

笑顔を見せたのは良いけれど、やっぱり心細さを感じた萌は

「けど…パワー頂戴?」

と、誠を見つめて言う。

その言葉を聞いた誠は赤らめた顔でコホンと咳払いをし、萌が告白した階段の下まで、誠は萌を引っ張りやって来た。

「どんなパワー注入が良いですか?」

と、誠が聞くと

「唇にお願いします」

と、萌は答える。

「そしたら、抱き締めるプラスキスプランで如何でしょう。お客様?」

そう言う誠にクスクス萌は笑いながら

「是非リピーターになりたいくらいです」

と答える。

「もうリピーターになってるんじゃないんですか?」

と誠は言いながら、深いキスをしてくる。

角度を変えながら、舌を絡ませるキスに萌は酔いしれる。

「んっ……うっん………」

萌からそんな声が聞こえて来た頃、誠は

「そんな声出したら、襲っちゃいますよ?お客様?」

と、耳元で囁きながら、ぎゅーと萌を抱き締めた。

「…帰ったらしましょうか?店員さん」

そんな言葉に

「今日家来てくれるの?」

と、誠は言う。

「今日はママがいない日だし……今日は一緒にいたい日なの……」

萌が答える。

「……じゃあ、久々に触りまくっても良い?」

そう言う誠に

「どうしよっかなぁ〜」

と萌は答える。

「俺を萌パワーで満たしてくれないのかぁ」

と、くすぐってくる誠にクスクス笑いながら

「それじゃあ、行ってくるね」

と、萌は言った。

「おう!」

小さく手を振り、誠は萌を送り出す。
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