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手を繋ごう〜愛憎II〜
第18章 言い争い
カチャカチャとベルトが開けられる音が聞こえる。

痛いのに、唯が求めていたセックスの形ではないのに、その痛みを唯は求めてしまう。

「パンティ脱がせるよ…」

そう言われ、コクンと唯は頷く。

ズンッ

「ひぅっ」

痛みが襲うが、これが普通の事なんだ…そんな風に思いながら、唯は必死に痛みを堪える。

上下運動が始まり

「はっあっ」

唯自身も喘ぎ声を出す。

豊は上擦った声で

「それで話って?」

と、聞くのを

「はっ、あっ、ゆう先生にっんく、呼び出されたのっ」

と言う唯。

その言葉に、ピタリと上下運動が止まり

「…絶対僕の事は話すなよ…」

と言いながら、また、激しい上下運動が始まる。

「あっくっ、わっわかりましたっはっ」

と答える唯に豊は疑問を投げかける。

「川仲誠のバイト先を教えてくれ」

「っく、なっ、あっんって、そっんなっこと」

ピタリとそこでも上下運動が止まり

「言わないと辞めちゃうよ?」

と、唯に言う。

吐息混じりな声で
「萌から聞いた話では駅前の○×と言うカラオケ屋です」

そう言う唯に

「ふふふ…ご褒美あげるね…」

と、ピストン運動が開始され

「んあ、あああああ」

快感が唯に走る。

熱い液体を子宮に注がれるのを感じながら、

「じゃあ、そんな感じで」

と、カシャカシャベルトを締める豊。

唯は豊の言動がどこか事務的で、自分自身に様々な危険が今迫っている…そんな事にも疑問を思わず

「わかりました」

と、頷いていた。
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